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真夏の思い出「かき氷」

明日から9月です。新学期が本格的にスタートしますね。気温もだいぶ落ち着いてくるようですが、まだ油断はできません。コロナ対策に加え、熱中症対策も怠らず、体調を崩さないように、生徒さんには元気な毎日を過ごしていただきたいと思います。

暦は秋ながら、夏といえばかき氷。人気店のかき氷は今や1000円というのもザラですが、ブログ担当の私が今でも一番と思っているのが下高井戸にある「ミルクホール」のかき氷です。ユニスタの担当校でもある都立松原高校の正門前にあり、もう何年も前の話ですが、夏は何度も足を運びました。一昔前から変わることのない、どれも200~300円という破格の値段。私が好きだったのは、缶詰のミカンがのった「氷みかん」でした。

特別な材料を使っているわけではもちろんありません。そのおいしさは、たぶんいつ行ってもニコニコと笑顔で対応してくれる店主のおばちゃんのせいでしょう。くだらない話の聞き役になり、時にはバカなことを言う男子生徒を笑って叱り、近隣の高校生、大学生のお母さんでありアイドル的!? 存在でした。おばちゃんは二代目です。お店はもう古くなり、ここ数年は高齢になったのでオープンは夏の数日のみ。私は行きたい、行きたいと思いながら、コロナもあって今年も機会を逃してしまいました。来年こそはと思っています。

学校の周りには、通学する生徒さんがよく使う文具店、パン屋さん、食堂などがありますよね。切り盛りするおじさん、おばさんたちの顔を見るとなぜかホッとしたりして、卒業後は「おじさんたち、どうしているかな」と思いを馳せたりします。数年経ってたまたま通りかかったら、お店がなくなっていた・・・なんてことも少なくなく、そんなときはとても悲しい気持ちになります。

近年はこのようなお店が学校周辺から消えつつあるのがとても残念ですが、学生さんの身近にお世話になっているおじさん、おばさんたちがいるお店があったら、ぜひその縁を大事にしてほしいと思います。学校の外で生まれる思い出というのもとても貴重です。人と人とのふれあいがコロナによって遮断され気味の世の中だからこそ、毎日交わすひと言、二言を大事にしていきたいですね。

 

 

 

 

 

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