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都立駒場高セーラー服と、弥生美術館展示会

今日は女子学生のセーラー服についてのお話です。ユニスタでお取り扱いしているセーラー着用の学校といえば、都立駒場高校があります。標準服なので私服もOKですが、この制服にあこがれて入学を希望する中学生も多いようですね。冬服は紺地に白い3本ラインが入り、リボン(スカーフ)は黒。当社のデザインは他社よりセーラーの襟が長いのが特徴で、「可愛い」と好評をいただいています。スカーフはシルク100%です! でもキレイに結ぶのが意外に難しいという声があり、今シーズンから結んだリボンのワンタッチ式もご用意し、選べるようになりました。人気なのは伝統的なスカーフタイプですが、ワンタッチ式は型崩れせず、リボンの形がとてもキレイです。生地もスカーフのものとは少し異なり、ふんわり感がより出せるようになっています。あなたなら、どちちらを選ぶ? 以下にアップしましたのでぜひ見てください。

 

やはりユニスタで長年お取り扱いしている目黒11中は、今では黒系のブレザーになっていますが、かつては紺のセーラー服でした。襟にはやはり紺のラインが入り、スカーフも紺。同色で統一したデザインは珍しく、シックで落ち着きある雰囲気でした。今のブレザーもスタイリッシュでカッコいいのですが、地元の方の中にはセーラー復活を願う人もいるのではないでしょうか。

 

セーラーを採用している学校は減少傾向にありますが、私立の女子高は伝統をつなぐ意味で現在も採用しているところがたくさんあります。ただ、一概にセーラーといっても襟の形やラインの本数、リボンの大きさや色、上着がブレザーのように前ボタンがついたものなど、デザインはさまざまです。全部を見比べてみたらすごく面白そうですね。そんなセーラー服の歴史を紐解くと、発祥は英国海軍の水兵服。国内で採用されたのは今から100年ほど前で、もっとも早い時期に採用したのが平安女学院(京都市)、福岡女学院(福岡市)、金城学院(名古屋市)とのことでした。

 

さて、お知らせをひとつ。セーラー服の魅力を探る展覧会「セーラー服と女学生」が、文京区の弥生美術館で開催されています。伝統校の制服や、戦前の制服写真が載る雑誌などが多数展示され、映画「セーラー服と機関銃」で主演した薬師丸ひろ子さんの母校の現在の制服や、アニメ「美少女戦士セーラームーン」の原作者によるイラスト原画も見られるそうです。624日までの展示です。5月の風に誘われて、フラリ足を運んでみるのもいいですね。

 

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