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通学途中でぜひ聴いてください。「車輪の夢」

あっという間に7月も10日を過ぎました。ユニスタは通常営業に戻りましたが、東京都では感染者が増え続けています。重症者は今のところ少なく、感染者の人数に一喜一憂しないほうがいいと言われていますが、でも気にしないわけにもいきません。学生の皆さんはようやくここにきて授業が正常化されたところだというのに、心配は尽きないですよね。少しでもいい環境で、そして当たり前の学生生活を送れるように、一人ひとりがケアすべきところはしっかりケアしながら日々過ごしてもらいたいと心から願っています。

 ユニスタ本社のある自由が丘の街は、平日の夕刻やまた土日など、たくさんの学生さんがタピオカ店を訪れたりして賑やかなのですが、当然のごとくその姿は減っています。「たむろす」なんて言葉は死語になってしまった感じ。三密を避ける意味で、いても2人くらいが一緒に歩いている程度です。制服姿の学生さんを見るたびに、「あ、あそこの学校だ」とか、「あの制服、かわいいな」とか、「お、あの男子学生、かっこい!」とか勝手に思ったりしていたのに(!)、それも何だか過去の話。私たちも寂しいけれど、若い世代がきゃっきゃと楽しそうに歩く姿が見られないというのは街の活気も失い、すごく寂しいと感じます。

 ところで、こんな世情の中、自宅で好きな音楽を聴く機会も以前に比べ増えているのではないでしょうか。そこで、今日は個人的におススメの曲をちょいと紹介したいと思います。その1曲とは徳永ゆうきさんの「車輪の夢」。78日にリリースされたばかりの新曲で、彼は演歌歌手ですが完全なるJ-pop.です。徳永さんと言えばまだ25歳ながら歌は超うまく、テレビ番組で米津玄師の「レモン」を歌って絶賛された人(YouTubeで見られます!)。学生さんはきっと知ってますよね。カピバラ似の風貌でアイドルとは程遠いけど、人柄は最高。趣味は鉄道で、全国の駅の風景をカメラに収めたり、車掌さんのモノマネがまたうまくて、笑いをこらえるのにタイヘンなくらいです。

 縁あってちょっとご本人にお会いしたのですが、自然体のトークが歌同様人を和ませ、めちゃめちゃ楽しませてくれます。そして今回、彼の大好きな鉄道をモチーフにした歌になりました。演歌とは別路線なんですが、コマーシャルソングにもなりそうなとっても優しい歌声で、彼を知らない人は「いったい誰が歌っているの?」と思うほどです。歌詞もよく、四季折々の日本語ならではの美しい言葉とともに、田舎を出て上京し、列車の車輪のごとくご本人が夢を追って走る思いを歌っています。

 コロナとの共存を余儀なくされ、そしてまたも起きた自然災害など、前を向いて歩くことがますます容易ではなくなっている昨今。夢を追うことすら難しいと言っても過言ではありません。でも、立ち止まってはいられませんよね。回り続ける車輪のように決して焦らず、決して慌てず、周りの人の力も借りながら、自分のいつものペースで少しずつ前へと進んでいきたい。そう思わせてくれる、心を癒す曲です。興味のある方はぜひ一度、「車輪の夢」を聴いてみてください。通学途中の車内での視聴もいいですよ!

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