文具のお祭り、行ってきました♪
6月末、「文具女子博」なるイベントに行ってきました。会場は東京・有明。初めてでしたが、もう9年目になるイベントだったんですね。文具といえば、小さい頃からお店に入ると胸をときめかせて商品を見ていた想い出があります。ユニスタの本社がある自由が丘駅前にもかつて大キメの文具店があり、その名前は「希望堂」でした。今さらながら、いい名前だな~って思います。学校で使うものを購入するのはもちろん、とくに必要ないものだけど、可愛くて持ち歩きたいような小さな文具を見つけては、お小遣いで買っていたものでした。
友だちの誕生会に呼ばれたときは、母から300円もらって文具屋さんでプレゼント選び。いつの話?と思われてしまいますが、当時は300円分というとかなりのボリュームで、それを友達にプレゼントすると大喜びされたものです。今ではそんな額のプレゼント? って、疑いの目を向けられてしまいますが。
今では自由が丘駅周辺にあった文具店の多くが姿を消し、文具というと100円ショップや本屋さん併設のコーナーで買ったりするようになりましたね。娘が小学生の頃は、可愛い鉛筆とノートに特化した小さな文具店が、自由が丘の旧マックの横にあって、そこが大好きだった娘は1つ1つ目をキラキラさせながら見ていたものです。小さな売り上げしかないのに長時間居座られてきっと迷惑極まりなかったでしょうが、子どもにとっての大切な時間だったと思います。親としても、金額としては少額なのでつい買ってあげたくなりました。
そんな文具がこの時代、どう進化しているのか、とても興味があった今回のイベント。行ってみて後悔したのは、事前情報をもっと入手しておくべきだったということ。小さなブースが山ほどあって、目的なく見て歩くのも楽しいですが、まずはこれを見たい!という品を定めておいたほうがより楽しかったと感じました。人気のブースは黒山の人だかりで、ここが人気なんだということはわかっても、なかなか商品が手に取れない。ものが小さめなものばかりなこともあり、間近でじっくり見たいけどそうもいかないというのがネックでした。
即売なので、気に入ったらその日のうちに購入ができます。もう少し知識があれば、メーカーの人たちと裏話など聞くこともできそうでした。商品数は5万点以上だそうで、目の回るような品数ですが見ていて確かに飽きません。個人的はかわいい「動物カッター」が欲しかったのですが、メーカー名もわからないため、ついに5万点に負けて探し出せず・・・。これは大変残念でした。
さまざまな商品のなかで、おっとこれは欲しいな~と思ったのが伊万里焼のマグネット。焼き物が好きなこともあり、刺さりました~。ただ、やはり金額的にはお安くない。ほかに気になったのは、様々な色彩の色紙やマスキングテープ。作りたいもの、デコレーションしたいものがある人にとってはゴージャスなものが多々揃い、楽しいに違いありません。これらを使えばシンプルなノートや箱なども大変身。気分がアガるものを手元に置いておくって、生活に彩り彩りを与えるなとつくづく思います。
このイベントは、「日本最大級の文具の祭典」として知られ、ガイド本まであったんですね。より楽しむには、こちらの事前購入もいいかもしれません。今時の商品のみならず、あ、昔コレよくあったよ~というような懐かしい商品も一部あり、コレクターの人にはたまらないはずです。
で、結局何を買ってきたんだい? という質問にお答えします(聞かれてませんが)。何も買わずに終わりました。というのも、ぐるぐると楽しく回ったのはよかったのですが、商品は透明のバッグに入れて持ち歩き、最後に会計所へ行っての支払いでした。これが長蛇の列で、その待ち時間に恐れをなし、今回は本当に買いたいものがあったら並ぼうと心に決めて回遊したわけです。さすがに年齢制限・・・、足が棒でした。
次年度は初回の経験を生かし、対策を練ったうえで来場することにします!

パンフレット