「則る」と「乗っ取る」!
証券口座がのっとられ、被害額が3500億円!? ニセのサイトに誘導させ、IDやPWを盗み出し、勝手に株などが売買されてしまう・・・という恐ろしい話ですが、とにかくすごい数字にこれが現実とはとても信じられません。ネット社会になり、何でもかんでも携帯やPCで処理できるのはとても便利ですが、人と会話することもなくどんどん進むので、気づいたときには傷口が閉じられないくらい大きくなっている・・・そんな事例が増えていて、ちょっと気になります。
証券口座は偽りのサイトに巧みに誘導され、悪用されているようです。生まれたときから身近なところに携帯やスマホがあるという今の若い人にとって、最初から疑って情報を見るというのは難しいのかもしれませんね。でも、これだけの事件が起きているのです。何事にも用心、用心。証券口座の話はまだ無縁でしょうが、ネットリテラシーを完璧にして、大小問わずトラブルに巻き込まれないよう注意してくださいね。
余談ですが、「のっとられた」というけれど、同じ日本語でも「乗っ取る」と「則る」では大違いです。前者は奪い取って自分のものにする、とか、飛行機や船を占領する、支配するというような意味ですが、考えてみてください。後者はまるで逆なんです。校則という言葉にもあるように、これが基本、基準ですよという模範を示す言葉です。同じ発音でも正反対の意味になるなんて、日本語ってなんて不思議なのでしょうか。
さてさて、衣替えの時期になってきました。衣替えは四季のある日本独自の習慣で、長年、その時期は6月1日と10月1日に定められてきました。ところが急激な温暖化を受けて、多くの学校が前倒しで対応しています。移行期間として、すでにブレザーを脱いで半袖ポロシャツ1枚での登校を可としている学校もありますね。朝の登校の様子をチラ見すると、みんな違ってとても賑やか&華やかです。
ということで、ユニスタでは新入生向けの夏服のお届けを順次行っているところですが、後で買うからいいやと先送りにしていた方、足りないアイテムはありませんか? 2,3年生の皆さんも、不足がないかぜひチェックしてみてください。この先、ポロシャツや半袖ワイシャツの出番は多くなりますので、複数枚のご用意が最適。修学旅行などの行事でも活躍しますよ。
また、ちょっと雨が降ると気温がぐっと下がる日もあるので、そんなときのために薄手のセーターなどあると便利です。セーターやカーディガンを冬のアイテムと思う方も多いでしょうが、さにあらず。クーラーがガンガンに効いた教室でも活躍しますし、修学旅行先が北海道という場合など、まさに必需品です。校則に従って指定品を購入する、または指定がない場合はユニスタでもスクール用を複数ご用意していますのでご利用くださいね。