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「いってらっしゃい」の心地よさに触れて

先日、所用で長野県に行きました。朝7時半くらいだったでしょうか。歩いていたら向こうから学ランを来て自転車を走らせる中学生の姿が。無意識で少し端に寄りながら歩を進めたのですが、すれ違う少し手前でその中学生がぴょこんと会釈。そして、「ありがとうございます!」。大きな声ではなかったけれど、とてもさり気なく、優しいトーンで口にして通り過ぎていきました。

 そこで、ハッと我に返った私。これも無意識のまま「いってらっしゃい!」。こんな会話、東京にいるときは知人の子どもにばったり会ったときくらいしかしませんが、自然に口にしたあとの何とも表現しがたい喜び、気持ちよさ、何でしょうね、うまく言えません。そして、さらにその後ろからもう1台の自転車が。その中学生もぴょこんと頭を下げて「おはようございます」。地方っていいですね~。ここでは自信を持って「いってらっしゃい!」。完全なるおばさん気分ですが、見知らぬ人との挨拶って、こんなふうに小さな幸せをさり気なく運んでくれるものなんだと改めて気づきました。

 

通り過ぎた中学生は、白いヘルメットをかぶっていました。こちらの小・中学生は徒歩の子どももヘルメット着用が義務づけられています。よって顔はよくわからず、雰囲気だけしか伝わらないのですが、無条件にかわいく見える! これからは朝晩かなり冷えて、すれ違った中学生たちも手袋をして自転車に乗り学校へ通うのではないでしょうか。制服の素材も、もちろん地域によって異なります。寒い地域の場合はより保温性を留意し、そのうえで動きやすいように制服メーカー各社も工夫を凝らしています。遠くから学校に通う生徒さんも多いことでしょう。寒さに負けず、元気に登校してほしいなと思います。

 

11月も半ばに差し掛かろうとしています。雨が多かった夏に比べ、天候に恵まれ比較的暖かな毎日が続いていますね。でも、確実に冬はやってきます。セーター、カーディガンなどまだご用意のない方はユニスタ各店舗まで! ヘルメットは置いていませんが(!)、来月にはコートも展示しますし、定番商品の通学用靴下、通学用リュック、雨用リュックカバー、厚手で丈夫な女子用スパッツなど、必需品をいろいろ取り揃えていますのでぜひお立ち寄りください。

 

 

 

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