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都立深沢高校がチャレンジスクールに

もし生まれ変わったら、今度はどんな学校に行きたいかな・・・。ふと、そんなことを考えることがあります。かつてはネットから情報を得ることなどできなかったので、受験雑誌や単行本、学校や塾の先生、先輩たちからの情報が頼りで、あとは自分の目で学校を見て確かめるしかありませんでした。

 どちらかというと学校名だけが自分のなかで独り歩きし、校風だけは何となくわかってもどんな教育内容なのかなど、細かいことは案外わからないままだった気がします。今の時代ではちょっと恐ろしい、浅い考えのまま偏差値の範囲内で候補を選び、絞っていったのかな・・・と振り返って思います。

 でも、今はそうはいきませんよね。とくに私学はサービス業でもあるので、生徒を確実に確保し、育てて次のステップに送るための学習システムをきちんと構築し、一人ひとりに適した指導を行うことが理想とされています。そして、少子化の時代ゆえ、生き残りをかけた対策をいかに講じるかで各学校の在り方にも、今や随分差が出てきているなと感じます。

 そういう視点で見たとき、今だったら行ってみたいなと思う学校がたくさんあることに気づきました。かつてはあまり人気のなかった学校が注目校になっていることも多く、どんなだろうとすごく興味が沸きます。共学化が進む中で、逆に女子校としてさらに特色を出し人気を集める学校もあります。個人的には「女子校」というところに行ったことがないので、ぜひ学んでみたいですね。

部活動の盛んなところにも行きたいものです。スポーツなら、弓道やフェンシング部のあるところ! それから、文化部なら海洋部とか釣り部、蕎麦部、とかあるところ。地方になっちゃうのかもしれませんが、今ならやってみたいことがたくさんあります♪。

 授業料無償化で人気に陰りがあるとはいえ、都立高校もそれぞれ個性があり、魅力的な学校がたくさんあります。個人的には都立出身なので「都立、がんばれ!」と思っています。そんな都立高校の一つ、ユニスタの担当校でもある都立深沢高校が、2026年度からチャレンジスクールに改編されることが発表されたのはご存じでしょうか。全日制過程、単位制の普通科で、1学年4学級160人を募集するそうです。

 学校という場所に、子どもみんなが安心して通えるわけではないことは周知のとおりです。「昼夜間定時制高校のチャレンジスクールとは別に、柔軟できめ細かな教育課程や教育相談体制の充実を図った新たなタイプの学校をめざす」とのことで、私学の通信制、単位制の学校の規模がどんどん大きくなっていることを考えると、今後話題を集めていくことは十分に予想されます。

 特色としては、朝の登校時間(830分から1030分)を自分のライフスタイルに合わせて選べ、遅い登校時間を選択した場合は、足りない授業を夕方に受けられるようコマが用意されます。わかりやすくいえば、真ん中の時間帯に必履修科目をもってきて、朝夕は選択科目に。これまで登下校時間が全員同じなのが当たり前でしたが、これなら無理なく通える生徒さんもきっといることでしょう。

 興味や関心によって多様な選択科目を設置し、習熟度別の少人数指導やオンデマンド教材等を活用した別室指導など、学び方も多様で入試方法も新たなものを導入するそうです。「行ってみたい」と思えるような選ばれる学校に、ぜひなっていってほしいものです。

そして、来年の制服受注期、登校を楽しみにしている生徒さんに、ユニスタスタッフとしてしっかりと制服をお届けできたら嬉しい限りです。

 

 

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