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制服販売開始直前!「採寸」についての豆知識

まもなく、来春の新入生向けの販売が始まります。またこの時期が来た! という感じで、そわそわドキドキ、緊張感が徐々にスタッフの間に広がっていきます。

 

販売にあたっては、必ず生徒さんの全身のサイズを測る「採寸」が行われます。この「採寸」について少々お話しますと、メジャーを片手に測るのは、総丈、肩幅、袖丈、バスト、ウエスト、ヒップの5か所。購入していただく商品に応じて、この中から必要な部分を正確に測ります。制服上下とワイシャツをご購入いただく場合は、基本的にこのほとんどを測ることになっています。その際、これらを今まできちんと測ったことがない方が多いため、「あら、こんなに手が長かったんだ」とか、「ウエスト、意外に太いわね」など、保護者の方の驚きの声を聞くこともよくあるんですよね。

 

「採寸」は服のサイズ決めに欠かせないもので、測らずに販売することはできません。ですが、成長段階の生徒さんにとって数値は時間の経過とともに変わるものですから、出た数字どおりにサイズを決めるわけではもちろんありません。それを軸に、生徒さんを見ながら中学校3年間、もしくは高校3年間の成長を見越して、2パターンもしくは3パターンをこちらからご提案。そして、その中から保護者の方に、納得のいくものを選んでいただくようにしています。

 

サイズ決めのポイントの1つになるのが3年間の成長度ですが、具体的には中学3年間で男子は平均16㎝、女子は5㎝。また高校3年間では男子が3㎝、女子は1㎝身長が伸びると言われています。この数字を見てわかるように、中学校での男子の成長度がとくに著しく、イコールサイズ決めがもっとも難しいとされているのです。個人差はありますが、男子は小6から中2くらいまでの成長率が大きいので、中学入学の時点では大きすぎると感じた制服も1年たてばぴったりに。さらに1年たつとツンツルテン。どの程度大きめを買うかは、本当に迷うところですね。

 

結論から申し上げると、中学生男子の場合、ブレザーや学ランは今のサイズからワンサイズでなく、ツーサイズアップで購入するのもアリです。スラックスはベルトで調節できる範囲でサイズアップを決め、裾の長さは成長とともにどうしても短くなってしまうので、そのときはお直しに出して裾出しをすることをお勧めしています。当社では3年間無料保証で、裾出しは14㎝くらいまで可能なんです。これは市販のスラックスとはまったく違う、制服ならではのつくりと言えます。対応するのはきめ細やかなお直しをする、当社自慢の縫製専門部隊。お直しのスラックスが持ち込まれるたびに、「こんなに伸びたんだ~」と生徒さんの姿を想像しながら、ミシンを踏んでいるんですよ。

 

 

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